海外の取引先から届いた請求書の支払いは、PDFを開くまでは簡単に思えるかもしれません。しかし、受取銀行が海外にあり、通貨になじみがなく、支払い案内にはSWIFT/BICコードやIBAN、使ったことのない決済リンクが記載されていることもあります。このガイドでは、Coinepayで海外の請求書を支払う方法、バーチャルカード決済と銀行振込の選び方、事前に準備するもの、情報が一致しない場合の対処方法を説明します。
まず、請求書に記載された支払い条件を確認する
送金する前に、請求書を注文書や契約書と照らし合わせてください。受取人の正式名称、金額、通貨、支払期限、取引先が実際に対応している支払い方法を確認します。心当たりのない請求書には支払わず、直前になって銀行口座情報が変更された場合は疑ってください。
振込先情報の改ざんは、よくある詐欺の手口です。銀行口座情報が新しい場合や前回の請求書から変更されている場合は、変更依頼に記載された電話番号ではなく、以前から登録している取引先の電話番号にかけて確認してください。2分間の電話確認で、犯罪者の口座への取り消しができない送金を防げることがあります。
取引先が希望する支払い方法に応じて、通常はCoinepayで次のいずれかの方法を使います。
- カード決済または決済リンク付きの請求書 — 取引先がオンラインの決済画面やホスト型の決済ページを用意している場合です。この場合、Coinepayのバーチャルカードを通常のカードと同じように入力して支払えます。
- 銀行振込による支払いを指定した請求書 — 取引先が口座情報を提示し、国際送金を求めている場合です。この場合はCoinepay Global Remittanceが適しています。
取引先が実際に提示している方法だけを使用してください。請求書に銀行口座情報が記載されている場合は、独自の判断でカード払いに切り替えないでください。決済リンクが記載されている場合は、無関係な口座に送金せず、そのリンクから支払ってください。
事前に準備するもの
支払いには、本人確認済みのCoinepayアカウントが必要です。まだ登録していない場合は、まずアカウントを作成し、本人確認(KYC)を完了してください。カードサービスと資金関連サービスの利用には本人確認が必要です。各種操作はCoinepayのダッシュボード、またはiOSやGoogle Playのモバイルアプリから行えます。
カード決済の場合は、決済時に加盟店名と金額を照合できるよう、請求書を開いておいてください。銀行振込の場合は、請求書から次の情報を確認してください。
- 受取人の正式名称と住所。
- 受取銀行の名称と住所。
- 口座番号、またはIBANを使用する国・地域ではIBAN。IBANはInternational Bank Account Numberの略で、最大34文字です。すべての国で使用される共通の形式ではありません。
- 該当する場合は、銀行のSWIFT/BICコード。BICは金融機関を識別する8文字または11文字のコードです。
- 請求書番号など、取引先が記載を求める支払いの参照番号。
情報が不足している場合は、送金前に、受取人または受取銀行にその国で追加情報が必要か確認してください。
方法A:Coinepayのバーチャルカードでカード決済または決済リンク付きの請求書を支払う
Coinepayでは、カード番号、有効期限、CVVがすぐに発行されるバーチャルカードを提供しています。オンライン決済、ソフトウェアやサブスクリプションの支払いなど、取引先の決済画面で利用できます。
- Coinepayのアプリまたはダッシュボードでバーチャルカードを作成するか、既存のカードを開き、カード番号、有効期限、CVVを確認します。
- 取引先の公式決済画面、または請求書に記載された決済リンクを開きます。
- カード情報を入力し、氏名と請求先情報には実際の情報を使用してください。Coinepayアカウントの情報と一致している必要があります。
- 確定する前に、確認画面で加盟店名と金額を確認します。
- 領収書を保存し、記録上、その請求書にどのカードを使用したかを記載します。
取引先への支払いが定期的にある場合は、取引先または広告アカウントごとに専用のバーチャルカードを作成し、それぞれに利用限度額を設定すると、照合作業を整理しやすくなります。なお、一部の加盟店では利用できるカードに制限があります。取引先がカードの種類や発行元に条件を設けている場合は、支払いを試みる前にCoinepayサポートに連絡し、お使いのカードが条件を満たしているか確認してください。
方法B:Coinepay Global Remittanceで銀行振込の請求書を支払う
取引先が銀行口座やモバイルウォレットでの受け取り、または現金受け取りを希望する場合は、Coinepay Global Remittanceを利用してください。Coinepayは銀行口座への入金、モバイルウォレット(UPI、GCash、Maya、M-Pesa、bKash、JazzCash、GoPayなど)、現金受け取りに対応しており、包括的制裁の対象となる国・地域を除くすべての国・地域に送金できます。
- アプリで新規送金を開始し、請求書に指定された送金先の国と受取方法を選択します。
- 受取人の正式名称、口座番号またはIBAN、必要な場合はSWIFT/BICを、請求書の記載どおりに入力します。
- 金額を入力します。請求額を全額支払う必要がある場合は、取引先の受取額が不足しないよう、受取人が受け取る金額を指定できるか確認してください。
- 取引先が入金を照合できるよう、参照番号の入力欄に請求書番号を入力します。
- 確定前に明示される為替レートと手数料、および選択した受取方法と送金先の国に応じた到着予定時間を確認します。
- 送金を確定したら、アプリで送金状況を追跡し、確認書を請求書と一緒に保管します。
送金は最短10分で届く場合がありますが、実際の到着時間は受取方法と送金先の国によって異なります。確定前に表示される到着予定時間を目安にしてください。
コンプライアンスと必要書類
国際送金には、本人確認、制裁対象者のスクリーニング、現地の規制が適用されます。すべての顧客と取引相手は制裁リストとの照合を受けます。そのため、請求書や銀行口座情報に問題がないように見えても、Coinepayは制裁対象者や包括的制裁の対象となる国・地域への支払いを行えません。同じ理由から、国全体が対象外だと決めつけず、支払いに関わる個々の当事者を確認してください。
Coinepayは、支払いの目的や資金の出所などを示す書類の提出を求める場合があります。請求書と契約書を用意しておくと、迅速に対応できます。各取引について、コンプライアンス要件を満たす記録を保管してください。海外の取引先に支払う事業者は、Coinepayが保管する取引記録を自社の帳簿付けに利用できます。
税金や源泉徴収は、支払いそのものとは別の問題です。米国では、海外の取引先への支払いに源泉徴収が必要かどうかは、単に取引先の住所ではなく、業務の種類とその業務が行われた場所によって決まります。また、取引先から税務書類(個人の場合はForm W-8BEN、法人などの事業体の場合はForm W-8BEN-E)の提出を受ける必要がある場合があります。不明な場合は、IRSのガイダンスを確認するか、税務アドバイザーに相談してください。取引先やサービス提供者による確認を回避するために、虚偽の身元情報や住所を使用したり、その他の抜け道を使ったりすることは絶対にしないでください。
問題が発生した場合
支払いに失敗した、またはカード決済が拒否された
カード番号、有効期限、CVVを再確認し、請求先の氏名がCoinepayのプロフィールと一致していることを確認してください。取引先によってはカードの種類を制限しています。その場合は、再試行する前にCoinepayサポートに確認してください。
取引先から送金を受け取っていないと言われた
アプリで送金状況を確認してください。送金済みと表示されている場合は、参照番号の入力欄に請求書番号を入力したか確認してください。参照番号がないと、入金を請求書と照合できないことがあります。取引先が支払いを検索できるよう、送金確認書を共有してください。
口座情報を間違えて入力した
直ちに対応してください。誤った口座への送金が完了すると、取り消しが難しい場合があります。入力ミスに気づいた場合や詐欺の疑いがある場合は、すぐにCoinepayサポートに連絡し、送金の参照番号を伝えてください。
送金が審査のため保留されている
通常、本人確認または制裁対象者のスクリーニングに追加情報が必要であることを意味します。支払いの目的や資金の出所を示す書類など、求められた書類を速やかに提出してください。確認を回避するために支払いを分割したり、第三者を経由して送金したりしないでください。
サポートが必要な場合
請求書に適した支払い方法が分からない場合は、支払う前にCoinepayサポートまたはCoinepay Telegramにお問い合わせください。誤った送金先への支払いを追跡するより、事前に情報を確認するほうが、費用は必ず少なく済みます。
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よくある質問
海外の請求書はカードと銀行振込のどちらで支払えばよいですか?
取引先が実際に提示している方法を使用してください。請求書にオンライン決済画面や決済リンクがある場合は、Coinepayのバーチャルカードを利用できます。銀行口座、モバイルウォレット、または現金受け取りの情報が記載されている場合は、Coinepay Global Remittanceを使用してください。独自の判断で別の方法に切り替えないでください。
海外の取引先の銀行口座に支払うには、どのような情報が必要ですか?
受取人の正式名称と住所、受取銀行の名称と住所、口座番号またはIBAN、該当する場合はSWIFT/BICコードが必要です。加えて、請求書番号など、取引先が記載を求める参照番号も必要です。
取引先から新しい銀行口座情報が届きました。支払っても安全ですか?
変更依頼に記載された番号ではなく、以前から登録している取引先の電話番号にかけ、変更後の銀行口座情報を確認してください。振込先情報の改ざんはよくある詐欺の手口です。送金前に必ず確認してください。
海外の請求書を支払う際、Coinepayから書類の提出を求められますか?
求められる場合があります。国際送金には本人確認、制裁対象者のスクリーニング、現地の規制が適用されるため、Coinepayは支払いの目的や資金の出所に関する情報を求める場合があります。迅速に対応できるよう、請求書と契約書を用意しておいてください。
取引先が支払いを正しい請求書と照合できるようにするには、どうすればよいですか?
送金時に参照番号の入力欄へ請求書番号を入力し、送金確認書を保管してください。参照番号がない、または間違っていると、受け取った支払いを請求書と照合できないことがあります。

