受取人名の不一致とは、送金時に入力した受取人名が、送金先の口座または受取記録に登録された名前と一致していないように見えることです。これは警告または不一致を示すものであり、送金コードではありません。海外送金中にこの表示が出た場合は、支払いを承認する前にいったん手続きを止め、受取人の情報を確認してください。
「受取人名の不一致」とは何ですか?
受取人とは、送金されたお金を受け取る予定の個人または事業者です。銀行送金では、送金人に受取人の名前と口座番号またはIBANに加え、住所、国、銀行識別コードなどの情報の入力を求める場合があります。送金人が入力した名前と、送金先情報に登録された名前が照合できない場合に、名前の不一致が生じます。
これは口座番号が無効であることとは異なります。IBANは国コード、チェックデジット、国ごとに定められた口座情報を使って口座を識別するもので、口座名義人を名前で識別するものではありません。同様に、口座番号の確認によって、その口座の所有者が必ず確認されるわけではありません。名前照合の利用可否と結果は、決済経路、参加する事業者、現地の規則によって異なります。
不一致はどのように表示されますか?
支払い画面に、ほぼ一致、一致しない、受取人を確認できませんでしたなどと表示される場合があります。これらは表示され得る結果の例であり、共通のエラーメッセージではありません。ほぼ一致という結果はつづりの違いを示している可能性があります。一方、照合できなかったという結果だけで、名前が間違っているとは断定できません。
架空の例:送金人が受取人名として「Mira Exempl」と入力しましたが、受取人は自身の口座が「Mira Example」という名前で登録されていると言っています。この例の口座欄には「FICTIONAL-ACCOUNT-123」と記載されていますが、これは仮の値であり、使用できる銀行識別情報ではありません。名前照合で、この1文字の違いが検出される可能性があります。送金人は手続きを進める前に、銀行に登録されている正確な名前をMiraに確認し、口座情報も再確認してください。
ほかにも、正式な名の代わりに短縮形を使っている、登録された事業者名の一部が抜けている、発音区別符号や翻字が異なるなど、分かりにくい違いもあります。見慣れた名前、請求書の見出し、連絡先に登録した表示名が、受取口座に登録された名前と同じだと決めつけないでください。
名前と照合結果はどこで確認できますか?
- 送金前:受取人に、登録されている口座名義人の正式な名前と、受取方法に必要な情報を確認してください。受取人が事業者の場合は、その口座に紐づく法人名または登録された商号を確認できます。
- 支払い手続き中:送金サービスが名前照合を提供している場合は、承認前に受取人情報のそばに表示される照合結果や警告を確認してください。表示内容や照合の提供有無は、送金経路によって異なります。
- 送金後:利用した送金サービスで受取人情報と送金状況を確認してください。誤りがあると思われる場合は、速やかにそのサービスに連絡し、記録に表示されている送金参照番号を伝えてください。
銀行口座への入金の場合、受取人は口座に登録された名前を銀行に問い合わせることができます。モバイルウォレットへの送金や現金受取の場合は、銀行口座の名前照合を別の支払い方法に当てはめようとせず、その方法に必要な受取人の本人情報と受取情報を確認してください。
受取人名の照合が必要な場合と、行われない場合は?
送金時に受取人名の入力を求められる場合は、正しい名前を入力することが重要です。ただし、送金前に行う正式な名前照合は、すべての海外送金に備わっている機能ではありません。EUでは、受取人確認(Verification of Payee、VoP)が、通常送金と即時送金を含む、対象となるユーロ建て振込に適用されます。送金人が送金を承認する前に、受取人の名前と口座識別情報を照合します。結果には、一致、ほぼ一致、不一致、その他があります。警告が出たことだけを理由に、承認が妨げられるわけではありません。
VoPを、すべての海外送金通貨やEU域外のすべての送金先に適用される規則と混同しないでください。ユーロ圏のEU加盟国に所在する対象事業者の遵守期限は2025年10月9日、非ユーロ圏のEU加盟国に所在する対象事業者の遵守期限は2027年7月9日でしたが、特定の機関には別途、より遅い期限が設けられています。個々の事業者に提供義務があるかどうかは、適用される規則によって決まります。
英国では、受取人確認(Confirmation of Payee、CoP)により、国内決済について、名前と英国のソートコードおよび口座番号を照合します。提供されている場合は、Faster Payments、CHAPS、Bacsなどの経路が含まれます。CoP自体は、海外の受取人口座を照合するものではありません。海外送金で名前の照合結果が表示されなくても、受取人情報が確認済みであることを意味しません。受取人に直接確認してください。
送金に使われるコードとはどう違いますか?
| 用語 | 分かること | 受取人の名前を確認できますか? |
|---|---|---|
| 受取人名の不一致 | 入力した名前と受取情報に紐づく名前の間に不一致がある可能性 | 懸念があることを示します。送金前に確認してください |
| IBAN | IBANを使用する国の口座を識別します | いいえ。IBANは口座名義人の名前ではありません |
| SWIFT/BIC | 該当する銀行送金の指示で金融機関を識別します | いいえ |
| EUの受取人確認(Verification of Payee) | 対象となるユーロ建て振込の名前と口座識別情報の照合 | 適用範囲内での照合結果を示します |
| 英国の受取人確認(Confirmation of Payee) | 対象となる英国国内の口座情報の名前照合 | その国内照合の結果を示します。海外口座の照合結果ではありません |
よくある間違いと、名前が間違っている場合に起こり得ること
よくある間違いには、スマートフォンの連絡先から愛称をコピーする、口座に登録された名前の代わりに請求書に記載されたブランド名を使う、名前の入力欄を逆にする、受取人の法的な名前の変更を見落とす、といったものがあります。事業者への支払いでは、仕入先からの受取人に関する指示を、支払い書類に記載された口座名義人と照らし合わせてください。口座情報に予期しない変更があった場合は、信頼できる連絡先を通じて別途確認してください。
名前が一致しない場合の結果は一つではありません。照合で「ほぼ一致」や「不一致」と表示される場合もあれば、名前照合自体がない経路もあります。事業者や受取方法によっては、受取人がお金を受け取れない場合があります。一方、名前が一致しなくても、銀行が口座番号に基づいて支払いを処理する場合もあります。確認できませんでしたという結果は、名前が間違っている証拠ではなく、照合を利用できなかったことを意味する場合もあります。
口座番号や銀行識別情報の誤りは、別の、さらに深刻になり得る問題です。お金が誤った口座に送られる可能性があります。IBANの形式が正しいことや銀行識別情報が一致することを、受取人情報のすべてを安全に使用できる証拠とみなさないでください。
承認前に誤りに気付いた場合は、手続きを止め、信頼できる連絡手段で受取人に情報を確認してください。すでに送金した場合は、送金元の事業者に直ちに連絡し、送金指示を修正または取り消せるか確認してください。支払い後は変更できない場合があります。その場合、受取人が自身の銀行または受取サービス事業者に、入金または返金が可能か問い合わせる必要があるかもしれません。最初の送金がどうなったか把握するまで、2回目の送金はしないでください。
Coinepayで送金する際の受取人情報の確認方法
- 実際の本人情報で登録し、必要な本人確認を完了してください。セルフサービスのダッシュボード、またはiOSもしくはAndroid向けのCoinepayアプリで、Coinepay Global Remittanceを開きます。
- 送金先と利用可能な受取方法を選択します。Coinepayは銀行口座への入金、UPI、GCash、Maya、M-Pesaなどの方法を含むモバイルウォレット、現金受取に対応しています。受取人の実際の名前と、その受取方法で求められる情報を入力してください。
- 入力した名前を、受取人の銀行または受取サービスの記録と照らし合わせてください。銀行口座への入金の場合は、口座識別情報と、求められる銀行情報も確認してください。画面に不一致が表示された場合や名前を確認できない場合は、手続きをいったん止めてください。口座識別情報が受け付けられたというだけで、Coinepayが口座名義人を確認したと思い込まないでください。
- 確定する前に、受取人情報、為替レート、表示される手数料を確認してください。送金を送信した後は、送金状況の追跡機能で進捗を確認できます。
確定後に不一致に気付いた場合は、送金参照番号と確認が必要な情報を添えて、速やかにCoinepayサポートに連絡してください。Coinepayはその送金に利用可能な対応方法を説明できますが、修正、取り消し、返金ができるとは限りません。
Coinepayの送金には、本人確認、制裁対象者のスクリーニング、現地の規制が適用されます。Coinepayは資金の用途や出所に関する書類を求める場合があります。制裁対象者または包括的制裁の対象地域の居住者にはサービスを提供しておらず、これらの地域への送金もできません。名前照合は誤りの可能性を特定する助けになりますが、これらの要件や、意図した受取人を確認する送金人の責任に代わるものではありません。
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よくある質問
受取人名の不一致は、入力が必要な銀行コードですか?
いいえ。受取人について入力した名前と、受取情報に紐づく名前が異なることを示します。送金前に、受取人の登録名を確認してください。
IBANが有効なら、受取人名も正しいということですか?
いいえ。IBANは口座を識別するもので、口座名義人を識別するものではありません。口座情報と受取人の登録名の両方を確認してください。
名前が一致しない場合、海外送金は必ず拒否されますか?
いいえ。すべてに共通する結果はありません。不一致によって警告が表示されたり、受け取りに問題が生じたりする場合がある一方、口座番号に基づいて処理される支払いもあります。いったん手続きを止め、情報を確認してください。
Coinepayで受取人名を間違えて入力した場合はどうすればよいですか?
確定前であれば、受取人に確認した情報を使って修正してください。確定後であれば、送金参照番号を添えて速やかにCoinepayサポートに連絡し、どのような対応が可能か確認してください。

